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2013年10月16日付の『日本経済新聞』にコメントが掲載されました。

2013年10月16日付の『日本経済新聞』マネー&インベストメント欄にNISAについてのコメントが掲載されました。




ワインテイスティング&インベストメントセミナー(10月16日)

2013年10月16日に毎回好評の10万円以下からはじめるワイン投資を基本から勉強するワインテイスティング&インベストメントセミナーを開催します。
今回は赤のブルゴーニュを取り上げ、ワインを楽しみながら、投資対象としての可能性を探ります。専門のアドバイザーも同席しますから、個別の相談も無料で承ります。

詳細はこちらから
http://everevo.com/event/8389




海外資産運用教育講座 基本講座2級(10月14日)

海外資産運用マスターの栗本大介氏と内藤忍が講師になって、海外資産運用「基本講座2級」を関西で開催いたします。修了者は「海外資産運用2級」の資格を取得。希望者には修了証を付与いたします。講師との楽しいランチ会も予定中。

詳細はこちらから
http://kokucheese.com/event/index/110235/




内藤忍の2013年海外投資戦略セミナー~カンボジア編(10月3日)

2013年10月3日に、内藤忍の2013年海外投資戦略セミナー~カンボジア編を開催します。
新興国の不動産投資、事業投資に興味をお持ちの方におススメします。プノンペンから現地の専門家を招き、カンボジアの最新情報、投資のリスクと可能性をお話しします。

内藤忍がプノンペンにコンドミニアムを購入した理由、物件の詳細(1000万円台でまだ残戸あり)、年利6%の米ドル外貨預金、年利7.5%のマイクロファイナンスなど、カンボジア投資のリスクとリターンをできる限りフェアに解説いたします。

詳細はこちらから
http://everevo.com/event/8004




2013年9月27日からタイのスタディツアーを開催しました

■■■1日目■■■
早朝にバンコクに到着し、初日からバンコクのコンドミニアムを6件見学しました。あまりに朝早く到着してしまったため、物件見学まで4時間時間が空いてしまい、エラワンにお参りしたり、タイの神様にご挨拶をして、その後屋台の朝食に挑戦(これが120円で最高の味でした!)。すっかり朝からバンコクに馴染んでしまいました。

そして9時から物件の見学です。

バンコクの中心部の物件を中心に見学しました。賃貸需要は日本人も多く強いようですが、価格の上昇しています。家賃収入の物件に対する割合(グロス利回り)は6~7%程度。物件の平方メートル当たりの単価は10万バーツ~15万バーツ(30万円~45万円)程度が中心です。

この価格だと、1000万円で購入できるのが、30平方メートルのワンルームということになります。これで年間の家賃が額面で70万円。悪くない水準ですが、これだけではリスクを考えると正直まだ決め手に欠けます。

今回は数年前に完成した物件、新築でまだ入居していない物件、テナントが既に入っていて賃貸している物件などバラエティに富んだ物件を見ましたが、立地や間取り、それにファシリティを含めて、やはり現地で実際に物件を見ることの大切さを再認識しました。

特に日本人が多く住む、スクンビッとエリアでは、駅からの距離、富士スーパーなどショッピングの利便性、物件のグレード、方角、窓からのビュー、間取り・・・細かいチェックが必要です。

また、物件を購入した場合に、管理をお願いする管理会社のオフィスも訪問しました。代表の方にもお会いしてご挨拶し、オフィスの様子や会社の経営状態についても教えてもらいました。タイに関しては管理会社は信頼してお任せできそうです。

物件見学を夕方に終え、ホテルの近くでマッサージをしてもらい(90分で3000円くらいでした)、夜はメンバー全員でタイのシーフード料理のお店へ。カキやシャコ、海老といった新鮮な海産物が最高でしたが、中でも写真(左)の大きなカニをカレー風味に炒めた料理は脳天直撃で、最高でした。別に注文したチャーハンの上に、このカレー風味のカニ肉をたっぷりかけて、かきこむように食べる。もう止まりません(笑)。会計も一人3000円と、こちらもとてもリーズナブルでした。

■■■2日目■■■
タイの2日目は午前中パタヤに向かいました。パタヤには30年以上前に一度行ったことがあります。当時はビーチにあるいかがわしい歓楽街というイメージでしたが、今では巨大なリゾート地として変化を遂げていました。大規模なリゾートマンションの開発が進み、ショッピングセンターや外資系ホテルなどがオープンして、雰囲気が変わっています。

パタヤの中心部にあるコンドミニアムを見学しました。2年後に完成するという物件ですが、ロケーションが抜群に良く、敷地内に大きなプールとホテルが併設され、ファシリティも充実した物件です。

バンコクに比べると価格の手頃さが魅力です。平方メートル当たりの単価が7万バーツ(23万円)ですから、40平方メートルの物件なら1000万円以下で購入できます。内装の作りもモデルルームを見るとかなり良く、ディベロッパーも安心できる業者ということで、見学者の評判は上々でした。

パタヤではもう1件物件を見て、昼食を食べて午後からバンコクに戻りました。

バンコクでは2つの物件を見たのですが、そのうちの1つの物件は今回のツアーのために、2週間前から販売開始になった物件を特別にお願いして仮予約で押さえておいてもらったものでした。立地の良さと競争力のある価格で、人気が出ることが予想された物件です。

モデルルームに行ってみると、予想以上の人気でワンベッドルームの物件は完売。シンガポールの投資家が3フロアをまとめて購入したりと、非常に動きの速い状態になっていました。市場価格に比べ、割安感がある物件ということで、用意しておいた仮押さえの物件はすべて参加者の方が購入されることになりました。私も今回見た物件の中では、最も良い物件だと考えています。

フィリピン、タイとスタディ・ツアーを連続で実施しましたが、半年くらい前と比べ、参加者の方の意識に明確は変化を感じます。何となく見学に来るという人が減って、目的を持って購入する戦略を立ててくる人が増えています。

どちらのツアーでも、タイミング良く、売り出し時期に重なっていた条件の良い物件を見つけることができたので、参加者の方にも納得して購入していただくことができました。

金融商品と異なり、実物資産には「ご縁」というものがあると思います。たくさんの物件の中から自分が1つのものを選んでいく。たくさんの情報の中から、良い出会いをどうやったら作れるかを一生懸命考えて、自分からアクションを起こし努力した人には、素晴らしいご縁が見えてくる。何だか、人間関係と似ています。

今日は午後のフライトで東京に戻ります。今回も素敵な参加者の皆さまととても楽しくツアーの時間を過ごすことができました。こちらのご縁にも感謝です。

■■■タイのスタディツアーを終えて■■■
タイから昨晩帰国しました。機内1泊、現地2泊という弾丸スケジュールでしたが、バンコクとパタヤの物件を10件回り、参加者の大半が希望の物件を見つけて購入されるという極めて充実したスタディ・ツアーになりました。

バンコクでは、2週間前に売り出された物件を特別に今回のツアーまで押さえてもらい、当初の売り出し価格で購入できるようにしました。やはりこの物件の人気は高く、圧倒的な人気でした。日本人が集まるスクンビット地区よりもさらに中心部にあり、徒歩5分以内で地下鉄の駅という立地と平方メートル単価が120,000バーツ(37万円)以下という割安感が人気の理由です。

どうやら私の分までは残っていなかったようです(笑)。

これで、アジアの投資対象国と考えられる、マレーシア、タイ、フィリピン、カンボジアを今年に入ってからすべて視察したことになりますが、それぞれの国の発展レベルに応じてリターンとリスクがバランスしていることがわかります。

国の一人当たりGDPが上がれば、経済の規模と安定性が高まり、投資のリスクも低くなります。しかし、その分期待できるリターンも低くなります。また、平方メートル当りの単価も高くなり、投資金額も大きくなります。

リスクが低いのにリターンが高いというのは、原則としてはあり得ないことなのです。ただし、不動産投資には「歪み」が存在します。同じエリアであっても、物件選択能力によって、投資のリターンは微妙に変わってくるのです。

今週発売の週刊エコノミスト(10月8日号)に海外不動産投資の物件選択の注意点について2ページの記事を掲載していただいていますが、やはり「誰と付き合うか」が最も重要なポイントになると思います。

その際の条件としては、専門的な知識ももちろん必須ですが、自分と同じリスクを取っている人というのも大切です。つまり、コメントするだけで自分はリスクを取らない「評論家」ではなく、自分も同じ方向でリスクを取っている「投資家」をパートナーにすべきなのです。今回ツアーに同行した森田尚樹氏は、自らもタイやフィリピンに投資をしており、自身の投資経験で構築したネットワークに基づく物件のセレクションをしてもらえました。

実際に購入した経験のある人でないとわからないことも多く、また同じリスクを取っている方が説明にも説得力があります。

私もマレーシア、カンボジアでは実際に物件を購入しています。このような経験によって、見えてくるものがあるのも事実です。

リスクとリターンがうまくバランスしているのが資産運用の世界なのですが、その中に「歪み」が見つけやすいのが不動産投資なのです。そしてそれを見つけることができる人は、どんな人なのか。考えてみれば当たり前のことかもしれません。





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