2013年11月2日からカンボジアのスタディツアーを開催しました。プノンペンの気候は日本の夏のような気温ですが、湿度はそれほど高くなく、日陰に入ると涼しい風も吹いてきて、爽やかな気分です。

■■■1日目■■■
プノンペン1日目の午前中はコンドミニアムを2件見学し、午後から賃貸物件を3件とコンドミニアム1件を見学。合計6件をバスで回ったのですが、階段の上り下りあり、途中の徒歩での移動ありと、意外にハードなスケジュールだったようです。

最後に見学したデキャッスルという物件(私が前回購入した物件です)は、完成がさらに近づいている印象を受けました。

■■■2日目■■■
プノンペン2日目は、マイクロファイナンス事業を展開する、サミック社の郊外にある支店を訪問。ミュージックセキュリティーズ社が日本で募集したマイクロファイナンスファンドの資金が現地でどのように使われているかを視察しました。

車で2時間近く走って到着した現地で印象に残ったのは、人懐っこい地元の子供たちの笑顔と、自然と共に暮らす素朴な生活スタイルでした。子供があちころにたくさんいて、外国人がやってきたとわかると楽しそうに近寄ってきます。純粋無垢な子供を見ているとそれだけで癒されます。

ミュージックセキュリティーズ社で投資をしている投資家のほとんどが、利益のために投資しているのではなく、社会貢献のためにやっていると考えているようです。そのような考え方を否定する訳ではありませんが、もっと投資マインドを持った資金も集まれば、さらにファンド自体が大きく成長し、社会を変えるインパクトになるはずです。

投資で利益が得られるということは、そのお金が社会にとって役に立った証と考えることができます。株式であれ、不動産であれ、投資は自分のためだけではなく、投資先のためになる必要があり、ひいては社会全体に意義のあることでなければ、続かないのです。

■■■3日目■■■
プノンペンの視察ツアーの最終日は慌ただしい一日になりました。

朝一番で向かったのが、カナディア銀行です。カンボジアでは大手の銀行で、日本のメガバンクの三菱とみずほの両方と業務提携をしています。今年から日本向けのビジネスにも力を入れ始め、日本人スタッフも常駐。戸田さんという方が、親切に対応してくれました。口座開設は、パスポートと最低金額10ドルがあればすぐに可能です。その日のうちに通帳がもらえました。

ちなみに米ドル定期預金の金利は1年物で4.5%。カンボジアの信用リスクが上乗せされているので、国内に比べ3%~4%高い水準です。また、インターネットバンキングの開発も進んでおり、いずれネット上で取引ができる環境が整うはずです。

次に向かったのが初日に見学した「デ・キャッスル」のモデルルームです。バンケンコンというプノンペン中心部に来年完成予定のコンドミニアム。スタディ・ツアー参加者の人気は非常に高く、11名の参加者のうち何と7名が物件購入することになりました。

そして、お昼は定番のカンボジアのフレンチ「トパーズ」へ。投資の成功を祈り、昼からワインで乾杯しました。

午後からは、証券会社での口座開設、そしてロシアンマーケットで買い物をするともう夕方です。夕食の前には、地元のマッサージのお店に行ってみました。アロママッサージが1時間で22ドルと日本の4分の1程度の価格です。技術は日本と遜色なく、プノンペンに行ったら是非マッサージに行ってみることをおススメします。ただしお店の選択を間違えないように(笑)。1時間のマッサージが終わると、3日間の溜まっていた疲れがドッと噴出し、一気に眠くなってきました。

カンボジアチャイニーズの夕食を食べて、空港に向かい、ツアーも無事に終了です。